睦屋は2025年で
創業150周年を迎えました
睦屋は、1875年に銀座一丁目で創業し、
日本の近代化とともに歩んできました。
世界の高品質な素材をいち早く取り入れ、
日本のインテリア業界を牽引してきたことが、
私たちの現在の礎となっています。
そして150年間、室内装飾の老舗として、
時代とともに進化し続けてきたことは
何よりの誇りです。



創業150周年の挨拶
MESSAGE

富澤 信太郎
当社は明治8年(1875年)に銀座一丁目で創業し、今年で創業150周年を迎えました。
この150年の間には、大きな戦争や震災がありました。関東大震災、関東大空襲による自社ビルの倒壊と再建、第二次世界大戦敗戦時には、満州支店を閉店したという記録も残っております。さらに、東日本大震災では、仙台支店および盛岡支店が甚大な被害を受けました。
このような中、今日まで続けてこられたのは、お客様、取引先や材料メーカーの皆様、一緒に現場を納めてきた職人の皆様、社員、そして支えてくださったご家族の皆様のお力添えのおかげです。長年にわたるご支援に、心より感謝申し上げます。
創業当時の日本の人口は約3,500万人でした。それから100年の時を経て1億人を超え、西洋文化が隆盛し、日本のインテリア業界の大きな変化と共に当社も発展してまいりました。
今後、日本は人口減少の局面に入ります。情報通信技術の進化や人工知能の台頭など、社会の構造は急激に変わっていくでしょう。しかし、人が日々食事をするように、「建物の中で快適な生活を求める」というニーズは、時代が変わっても不変であると考えております。
私たちはこれまで築き上げてきた「信頼」をさらに積み重ね、グローバルな視点を持ちながら、お客様のニーズに応えるために努力を続けてまいります。たくさんの先輩方から引き継いだバトンを、これからの50年、創業200年に向けて、一歩一歩着実に歩んでまいります。
今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
睦屋の歩み
HISTORY
節目を迎え、新たな挑戦へ
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未来へつなぐ現在
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変化の時代に応え続ける企業の姿勢
2011年の東日本大震災、2020年の新型コロナウイルスの世界的流行は、
インフラや流通、働き方に至るまで、社会の価値観を大きく揺るがしました。当社もまた、その変化に柔軟に向き合いながら、事業を継続してまいりました。
SDGsへの取り組みをはじめ、社会課題への対応にも力を注ぎ、
これまでの歴史に支えられながら、時代の要請に応え続ける姿勢を貫いています。変わり続ける社会の中で求められる役割を見据え、
「今、この瞬間」にふさわしいかたちで、着実に歩みを進めてまいります。
NEXT STAGE
強みを活かし、
選ばれる存在であり続けるために
現在、当社は内装仕上げ工事を中心に、カーテン、ブラインド、シェードといった窓回りの工事を展開しています。
近年は、さまざまな生地を活用した商品制作のご相談も増えており、創業以来の強みを受け継ぎながら、提案力・企画力・対応力を磨いてきました。
多様化する市場環境の中でも、確かな品質と柔軟な対応を大切にし、これからも取引先の皆さまに選ばれる企業であり続けることを目指しています。

