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2019/04/05【Almedahls】ブラインド スターバックスロースタリー

施工事例,ブラインド・シェード



今、東京で最もホットなプレイス。場所は人気の中目黒。
世界で5番目、日本初出店のスターバックス リザーブ ロースタリーです。


コーヒーをはじめとして100種類以上のユニークなドリンク、グッズ、日本初上陸となる手作りイタリアンベーカリー「 Princi」(プリンチ)のフードメニューや紅茶専門店「Teavana 」(ティーバナ)の紅茶など、この店でしか味わえないサービスを提供しています。


2月28日のオープン当日は何と2、3時間待ち、整理券まで発行とその話題性は群を抜いています。




もう一つの注目点は目黒川沿い、風光明媚な桜並木に面したこの建物です。
人目を引く同店のデザインは、この桜の木にヒントを得たそうです。
4階建てで、外装の設計は、いま最も乗っている建築家、隈研吾が手掛けており、得意の「木」が主役です。

店内は、スターバックス社のチーフデザインオフィサーで、ロースタリー5店舗すべての主任デザイナーであるLiz Muller(右端の女性) によるものです。
モチーフに桜、折り紙を用いて「和」の調和を表現しています。



外壁はガラス張りで、階上にテラスを設けることで近隣の建築にシームレスに溶け込んでいます。
しかし、開口部が広いだけに西日対策も必要です。そこで主任デザイナーLiz Mukkerが選択したものは!

「木」「桜」「折り紙」と調和する「和」の素材として、彼女が採用したのが電動ロールスクリーン、その顔となるテキスタイルは、抹茶系カラーの綿素材生地で、西日にかざすと縦横にシャンタンの腑が透けて見え、周りの雰囲気に溶け込んできます。

その生地はスウェーデン Almedahls(アルメダール)社製のSHANTUNG(防炎加工品)です。弊社(株式会社 睦屋)にて電動ロールスクリーン工事を担当させていただきました。

さて、店内に入ると、ひときわ目を引くのは、世界最大級となる赤銅製のコーヒーキャスクです。
4階まで届くその高さは55フィート(約16m)以上、装飾の銅製の桜の花は手作りで、日中を通じてさまざまな光を放ちます。伝統的な槌目(つちめ)加工を施しています。


天井にも注目してください。「折り紙天井」と呼ばれる天井材です。
「桜」同様「和」の美を意識してデザインされたユニークな凹凸のある盤を組み合わせた天井材です。
「折り紙」を広げた時に出来る折り目と凹凸からデザインされています。
表面の仕上材には木質「サンフット」が貼られています。



おいしいコーヒーともにすばらしいインテリアもお楽しみください。

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